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Route 66 のビデオ&TV

第  10  回 放 送

 11日目 
■ ルート66走破の10日目
★ウィリアムスからグランドキャニオン

 リリーフランキーとの対談シーンから始まり,「10th Day 11:00AM」 のテロップとともにグランドキャニオンへ向かうシーンへと移る。
 前回最後の説明でセリグマンへ向かっていると書いたが,その前にグランドキャニオンへ寄っていました。ルート66を外れ,ウィリアムスから64号線を北へ80kmほど向かうと,グランドキャニオンへ行くことができます。
 このシーンは64号線をバイカーの二人組とランデブー走行しているシーンとなります。
 途中雨に降られたが,無事グランドキャニオンへ着き,バイカーのおじさんに,とっておきの場所へ連れて行くと言われたどり着いた場所は,グランドキャニオンの数あるポイントの中でも有名な「マーサーポイント」。
 「言葉にならない」と良いながら谷底を見下ろし,感嘆の声をあげながら「こんなところがあるんだねぇ」と大感動の山ぴーでした。
 山ぴーは「またモニュメントバレーと全然違うすごさがある」と言っていました。
 グランドキャニオンの凄さは,断崖絶壁から見下ろす,ある意味恐怖感のある凄さ,そして,モニュメントバレーは時が止まったかのような穏やかさの中にたたずむ美しさが際立った凄さだと思います(あくまでも私個人の私感でありますが…)。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グランドキャニオンに流れるコロラドリバー

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グランドキャニオン・マーサーポイントの絶景


★ルート66のマスト・ランドマーク「セリグマンへ」
 グランドキャニオンの見学も終わり,次に向かうのはルート66のランドマークとして一番人気のセリグマン。
 バイカー達が山ぴーに説明していたとおり,ルート66を旅する上で外せない街であり,映画「カーズ」のモデルにもなった街。山ぴーもカーズを見たようで車を見ながら「これが伝説のおじさんだ !!」と言っていました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セリグマンのテロップとともに写っていた車の写真

  

 

 

 

 

 

 

 

 

テロップとともに写っていたシーンと同じ写真

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画「カーズ」のモデルとなった車と紹介されていた車達


 そして,ルート66で一番の有名人エンジェルさんのお店 “Delgadillo Gift Shop” へ立ち寄ります。
 このお店,今ではギフトショップとなっていますが,元々は床屋さんで,今でも頼めばエンジェルさんがカットをしてくれます。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンジェルさんのお店 “Delgadillo Gift Shop” と愛車        エンジェルさん        

    

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Delgadillo Gift Shop の並びにあるギフトショップ


 そして,バイカーに紹介してもらったエンジェルさんが山ぴーに説明した言葉。
 「84年前に私はこのルート66沿いに生まれたんだ
  1978年の秋,キングマンとウィリアムズの間にフリーウェイが開通して
  このセリグマンは人の来ない町になってしまった
  町の再建にはルート66が必要だと提案したんだ
  初めは誰も聞いてくれなかった,けれども私は訴え続けた
  1987年にやっとアリゾナ州が動いてくれたんだ
  セリグマンはルート66が復活した町として
  世界中から人が来るようになった」
 これを聞いた山ぴーは「勇気をいただきました」と返していました。
 因みに,「カーズ」の DVD をご覧になった方は,お気づきになったと思いますが,DVDの特典映像でこのエンジェルさんが出演して,このような話をされています。気になる方は,「カーズ」のDVDをご覧下さい。

 店から出て,いよいよ道連れのバイカー達ともお別れの時が来ました。
 名残り惜しく,寂しそうな顔を見せる山ぴー。サヨナラをし,店の中へ戻ろうとすると,バイクの音がし,振り返ると再びバイカー達の姿。渡し忘れたプレゼントがあったために戻って来てくれたという。
 「俺たちのチームのTシャツ」といって,Tシャツとキャップをプレゼントしてくれた。「明日着ます」と言っていたので,次週はこのTシャツを着た山ぴーが見られるかも知れません(^^)
 ここでご報告,このチームTシャツはさすがにゲットできませんが,実はこのTシャツはエンジェルさんのお店のオリジナル商品のデザインを流用したものなので,一番上の黄色い文字と赤いリボンの中の文字がエンジェルさんのお店のオリジナルになったものなら,ゲットできます。私も色違い(黒)を持っています。欲しい方はアリゾナ州セリグマンまで行ってゲットしましょう!!

【現地レポート追記】

 現地でこのライダーに会って,彼がプレゼントしたTシャツとキャップを現地で入手してきました。また,翌日,約束したにもかかわらず,何故,翌日にこのTシャツを着なかったかのか? その訳も現地へ行って分かりました。


 そして,今度は本当のお別れをした後,6:00PM のテロップのあと,エンジェルさんと店先のベンチに座りながら話をします。
 「私たちの町は昔のアメリカが残っている
  ここを訪れる人々は古き良きアメリカが残っていることに感動する
  お金をかけずに人を幸せにすることができるんだ
  人を幸せにできるお医者さんはいない
  薬もない,幸せか不幸かはその人次第さ
  世界中の人たちの喜ぶ顔をみると私は幸せな気持ちになる
  私の人生は本当に素晴らしい」
 そして,いつもの山ぴーの質問「人生で一番大切にしてきたことは?」に対して,
 「大切にしてきたことは,若い世代に『やればできる』と伝えること
  『できない』と言ってはだめ
  君の努力を止める人間が一人だけいる
  君自身だ,努力をするか,あきらめるかは,君次第なんだ」
と返してくれました。

 What is so important to me is 
 to tell the parents and the children,
 about, “Yes, you can do it.”
 「大切なことは,若い世代に『やればできる』と伝えること」
                     by Angel Delgadillo

 場面変わってドライブシーン。夜道を着実にルート66でキングマンという街へ向かう山ぴー。実はこの間に「ハックベリー」という小さな街があり,そこに絶対外せないランドマークのギフトショップがあります。恐らくこの日は,もう,閉店していて気がつかなかったのかも知れませんが,もしかしたら,DVDには紹介されているかも知れません。(詳細は下の「Trivia」のコーナーで触れています)
 9:00PM のテロップとともにモーテルのシーン。この日山ぴーが宿泊したのはキングマンという街にある “Hill Top Motel” 。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hill Top Motel のネオンサイン

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hill Top Motel の外観

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山ぴーはこの部屋の隣の部屋に泊まったようでした。


 モーテルの外観のシーンから部屋の中に移って,ベッドの上で言っていた言葉。
 「残りあと二日,無事に,サンフランシスコ,ロスまで,頑張って行きたいと思います……ルート66,最高!!」
と,言っていましたが「サンフランシスコ」ではなく,『サンタモニカ』の間違いだと思います。編集の人,しっかり編集して下さい……≦(._.)≧オネガイネ
 以下来週のお楽しみ……

 次週はいつもより,30分遅く25:59からの放送予定なので,録画の方は特に要注意です!! テレビ番のチェックをお忘れ無く!!

Trivia(Route66 を知るための雑知識)

◆ハックベリー
 今回素通りしたであろうランドマークは,このハックベリーにあるギフトショップ “Hackberry General Store” くらいでしたので,簡単に説明を加えて終わりにしたいと思います。
 このお店の特徴はなんと言ってもオーナーの愛車 1957式の「コルベット」が店先に置いてあることでしょう。
 実はこの車の後継車が1960年から放送されていたアメリカのドラマ「ルート66」で使われていたため,ルート66の代表となる車という地位を築き,今もなを人気があるスポーツカーなのです。この「ルート66」のドラマとコルベットの詳細は上の「ルート66」のアンダーライン箇所にリンクしてあります。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Hackberry General Store” の外観

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Hackberry General Store” の店頭に停めてある1957年型コルベット

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Hackberry General Store” の店内の装飾

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