Route 66 の映画
スティーブ・マックイーンの遺作 !!
■ トリビア
1980年にスティーブ・マックイーン主演で製作されたアクション映画。マックイーンの遺作でもある。
<ストーリー>
スティーヴ・マックィーンの遺作でもあり、彼の才能が遺憾なく発揮された「ハンター」。
彼が演じたのは、実在した現代の賞金稼ぎ、ラルフ・“パパ”・ソーソン。この役は、彼の出演作の中でも忘れられない役の1つとなった。
保釈中に失踪した逃亡者を非情なまでに追いかけ、何人も捕まえてきたソーソン。たとえ保安官の甥であろうとも容赦はしない。しかし、いつもは追いかける側の彼を執拗なまでに、つけ狙う復讐心に燃える男がいた。その男の魔の手は、ドティーにまで伸びてきた。その時ソーソンは……。
“賞金稼ぎ”という時代錯誤的なヒーローに扮するマックィーンは、トラクターでのカーチェイスや地下鉄高架線にぶら下がるなどのアクションシーンを披露しながらも、家へ帰れば、信頼する仲間たちからは“パパ”と呼ばれ、“古い”おもちゃを収集し、愛する妻のためには、嫌々ながらラマーズ法教室へも通い、出産の時には気を失ってしまう、人間くさい男“ソーソン”をマックィーン自身の人間味あふれる魅力で好演している。
<キャスト>
ラルフ・(パパ)・ソーソン…スティーブ・マックイーン
リッチー…ショーン・イーライ・ウォラック
ドディー…キャスリン・ハロルド
■ 勝手気ままなレビュー
この映画はロスとイリノイ州での撮影ですが,ルート66とは関係のない作品です。しかし,この映画のハイライトシーンであるシカゴで有名なコーン形のツインビル「マリナ・シティ」の18階から車がシカゴリバーにダイブするシーンは印象深いので,是非,映画を見てから,ルート66のスタート地点に立つ前に「マリナ・シティ」へ立ち寄っていただきたいと思います。
当時のシカゴの電車を見ることもでき,懐かしさのあまり,一瞬,当時にタイムスリップしてしまいます。
アクション映画のヒーローなのに,運転テクニックがやたら下手であったり,愛人の出産で気絶したりと,三枚目も演じていて,とても面白い映画です。
↑コーン形ツインビルの「マリナシティ」
↑下のブロックが駐車場になっていて,ここから車がダイブします。