Route 66 の映画
ほのぼのとしたルート66ロードムービー !!
■ トリビア
主人公を助ける老警官役のショーン・コネリーが第60回(1987年度)アカデミー賞助演男優賞、第45回(1987年度)ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞した。また、日本でも第30回(1987年度)ブルーリボン賞外国作品賞を受賞した。
<ストーリー>
禁酒法下のシカゴを舞台に展開する財務省特別捜査官エリオット・ネス率いるチーム“アンタッチャブル”と暗黒街の帝王アル・カポネの戦いを描く、往年の名作TVシリーズを映画化したパラマウント映画75周年記念作品。デ・パルマ監督の華麗な映像テクニックと共にケビン・コスナーの魅力がブレイク、「『ゴッドファーザー』以来のギャング映画の名作」と絶賛された大ヒット作。
<キャスト>
エリオット・ネス…ケヴィン・コスナー
ジム・マローン…ショーン・コネリー
ジョージ・ストーン…アンディ・ガルシア
アル・カポネ…ロバート・デ・ニーロ
■ 勝手気ままなレビュー
この映画の凄いところは,ストーリーもさることながら,なんと言ってもその,キャスティングにあると思います。ケビン・コスナー, ショーン・コネリー, アンディ・ガルシア, ロバート・デ・ニーロというそうそうたる面々の中,ルート66関連としてあげるのであれば,シカゴマフィアのドン,アル・カポネ役のロバート・デニーロとユニオンステーションの階段から滑り落ちる乳母車をサッと足で止めたアンディー・ガルシアの二人だと思います。
まずは,マフィアの街,シカゴのドン「アル・カポネ」の眠る墓を見学してみたいと思います。
ルート66を走る上で,出発点となるシカゴの街,Michigan Ave と Adams St の交差点へ行く前に,まず立ち寄りたいのが Ohare 空港からルート66の出発点へ向かう途中にある Mt. Carmel Cemetaly。この墓地にはマフィアのドン「アル・カポネ」が眠っていることで有名です。小一時間も寄り道をすれば,立ち寄ることが可能なので時間に余裕のある方は是非!!
↑Roosevelt Rd 沿いの入口ゲート
↑ゲートを入って右手に進み100m程のところにあるカポネファミリーの墓標
↑アルカポネの墓
カポネの墓参りを済ませたら,一路ルート66の起点へ進み,Adams St を西へ向かい最初の川を越えるとすぐ左手にあるのが映画「アンタッチャブル」で有名な乳母車が階段を落ちていくシーンを撮影したユニオン駅。
アンディー・ガルシアを一躍有名にしたのはこの映画のこのシーンがあったからこそと言っても過言ではないと思います。
「アンタッチャブル」ファンの66ersなら,無視しては通れない絶好の66ポイントです。
ユニオン駅の反対側入口
ユニオン駅の正面
ユニオン駅構内を向かって左側から撮影。
右側が構内の中心で,その左右に左側のものと同じ階段があります。
映画「アンタッチャブル」で乳母車が落ちるシーンに使われた階段。
中央を挟んで左右にこの階段があるので,実際はどちらの階段が使われたのか不明ですが
映画では電車に乗るために左上から右下へ降りているので左側ではないかと思っています。
映画「アンタッチャブル」と「ルート66」のこんな接点をご確認の上,過去に観られた方はもう一度,まだ,ご覧になっていない方は是非一度ご鑑賞あれ!!(詳細は是非是非映画を見てね!!)
アンタッチャブルを観て,マフィア映画に興味を持った方は,「ゴッド・ファーザー」でマフィア映画を極めましょう!!