
Route 66 のビデオ&TV

5日目
■ ルート66走破の4日目
★オクラホマシティーのベストウエスタンホテル出発
5回目の放送もリリーフランキーとの対談シーンから始まる。画面は8:30AMにオクラホマシティーのベストウエスタンホテルから出てきた場面へ移る。天気の不安を心にルート66の旅を再開する山ぴー。
「天気は人の心を左右する」という山ぴーの格言を体感するような土砂降りの雨が行く手を阻む。
土砂降りの中,右手にぼんやりと見える,オクラホマシティーにある “Tower Theatre” の脇を走り抜ける。
オクラホマシティーの Tower Theatre
愛車の天井からは雨漏りがし,ちょっと鬱になる山ぴー。ここで,1,428km地点通過。
Bethany 当たりで雨がやみルート66のサインボードが脇にある “Lake Overholser Bridge” を渡る。この橋は2010年に崩壊し,通行止めになっていましたが,現在は修復され通行可能となっています。
Lake Overholser Bridge は1924年に造られた橋
しばらく走る(110マイルほど)と “Elk City (エルク・シティ)” にある大きなルート66のサインが目印のミュージアム「National Route 66 Museum」(入場料3ドル)を見つけ,立ち寄る。
ルート66のバーチャルゲームを体験しているうちに,ふと違和感に気づく山ぴー。それは,ルート66を旅している山ぴーには必要のない体感ゲームだったということ……。
National Route 66 Museum
画面移り,ルート66を走るアッ君(相棒のトラックC-20)の後ろ姿。
この日,初めての太陽が出てきて心が高揚する山ぴーは再び「天気は人の心を左右する」という自分流格言を思い出し,気分はハイに !!
すると,目の前のルート66を横切るロードランナーの群れに又,感動!!
ミュージアムから40マイルほど走った1,522km地点で,オクラホマ州とテキサス州の州境であるステイトラインのあるテキソーラへ到着。車を停め,降りてきて,「州またぎのラインはこれか」と言いながら州境の線をジャンプして飛び越したヤマピーだが,それはただの舗装の痕(境目)。あくまでも州境のラインはサインボードのある所ですよ!! (^^;)
山ぴーが一緒に記念写真を撮ったTexas State Line のサインボード
テキサス州はほとんどがハイウェイと併走しているルート66をひたすら走り続けることになる。1,555km地点でサンセットの夕日を浴びながら走る山ぴー。表示される距離から換算するとマクリーンの当たりだろうか……
画面変わり,夜景の街中へ。マクリーンから75マイルほど走った所にあるアマリロという有名な街だ。
この画面が変わったところで気になるのがハイウェイを走っているとろこ。できれば,全てルート66を走って欲しかったという想いが心を過ぎる。が,実際ルート66を走っていて一番つまらないのがこのテキサス州の I-40(インターステイト40号のハイウェイ)沿いのルート66なので,痛いほど気持ちが解る(^^)
ルート66がつまらないというのでは無い。だだっ広くて,真っ直ぐな,この道は日本では味わえない素晴らしさだが,ハイウェイを走ってもルート66を走っても気持ちが変わらないという意味である。
そして,画面に出てくるハイウェイ出口の76番出口(76マイル地点の意味)を越えしばらく行くと,この日,山ぴーが宿をとったステーキハウス “Big Texan Steakranch” の大きな看板が目に飛び込んでくる。1,696km地点にあるこのステーキハウスは1960年から営業している,ルート66のランドマークとして,とても有名なステーキハウスです。山ぴーがステイしたモーテルはこのステーキハウスの「ビッグ・テキサン・モーテル」になります。
“Big Texan Steakranch” の大きな看板
テキサスっぽい1800年代をモチーフしたウエスタン調のモーテルに大満足な山ぴーは,部屋のベッドで大はしゃぎ!!
疲労の溜まった山ぴーは,仮眠をとってディナーへ。ディナーは当然ここのステーキハウス!!
ステーキハウスへ向かう山ぴー。店先にある大きな牛のオブジェの脇を通って店内へ。まずは,遊びを忘れず,ゴーストの射的を楽しみ,レストランコーナーへ。
巨大な牛のオブジェ
ゴーストの射的
中へ入るとやたらと大きなステーキを食べる客にビックリする山ぴー。
実はこのステーキハウスの売りの一つが,72oz (約2kg) のステーキを1時間で平らげたら無料というもの。
それを知ってか知らないでか,この2キロのサーロインステーキ,その名も「The Texas King」(72ドル)をオーダーする山ぴー。スゲー!! と思っていたら,300g食べて,残りはお持ち帰り。明日以降の旅のことを考えてと言っていたが,いくら若くても2キロはやはり無茶だったか (>_<)
そして最後の一言は「食えるわけねぇっし!!」……ごもっとも!!
「この旅でだいぶ男らしくなりました」と,たった5日目で,大成長のやまぴー!! 旅が終わる頃にはどんな男に成長しているのか,楽しみ(^^)/
隣のテーブルのカウボーイは2キロを平らげたようで,話しかける山ぴー。思わぬことから,そのカウボーイの見た目よりも意外と若いおじさん(カート・コーネット 32歳)の牧場で,明日,馬に乗せて貰う約束をして,大はしゃぎ。11:00PM この日の撮影は終了。
画面はリリーフランキーとの対談シーンへ移る。これからの目標は? という問に,「役を選ばず,悪役などもやっていきたい」と意欲を見せておりました。
6日目
■ ルート66走破の5日目
★ビッグ・テキサン・モーテルを出発
8:30AM,昨夜乗馬の約束をしたカートが山ぴーを迎えに来て乗馬に必要な「カウボーイらしい服」を買いに行く。……以下次週
テキサスはブーツやテンガロンハットなどカウボーイグッズが安く入手できる街です。訪米の歳は,是非立ち寄ってみて下さい。







◆オクラホマ州エル・レノ
この放送では“Lake Overholser Bridge”から“National Route 66 Museum”へ行く間の見所をかなり飛ばしているので,現地訪問の際は是非立ち寄っていただきたい場所を少しだけご紹介致します。
まずは,“El Reno (エル・レノ)”と言う街。この街は映画「レイン・マン」で,トム・クルーズとダスティン・ホフマンがオハイオ州からカリフォルニア州へ父の遺産分けの1949年型ビューイック・ロードマスターのコンバーチブルで旅をする際にルート66を使うのだが,そのときに立ち寄った街です。写真や映画とルート66の関わりはこちらをご覧下さい。
レイン・マン
◆Oklahoma Route66 Museum
そして,もう一つ。山ぴーが立ち寄った Elk City の“National Route 66 Museum”もランドマークとしては有名ですが,すぐ手前の“Clinton (クリントン)”という街に,ルート66フリークの間では大人気のミュージアム“Oklahoma Route66 Museum”というルート66の博物館があります。こちらはマストで立ち寄って下さい。
Oklahoma Route66 Museum
Oklahoma Route66 Museum
◆Sayre
この街サイアーにも,有名な映画のワンシーンに使われた場所があります。名作「怒りの葡萄」です。1940年の作品なのでモノクロですが,オクラホマ州からカリフォルニア州への旅がどれだけ大変なことだったかが当時の目線で顧みることのできる貴重な作品です。
写真や映画の詳細はこちらをご覧下さい。
怒りの葡萄
◆テキサス州シャムロック
テキサス州に入って最初の街“Shamrock (シャムロック)”にはディズニーピクサー映画「カーズ」でモチーフされた建築物があります。“U-Drop Inn / Tower Conoco”というアートデコ調の建築物です。カーズキャラクターのラモーンが経営する修理工場として登場しています。
映画「カーズ」より
◆Groom
シャムロックから50マイルほど走るとグルームという街に着きます。この街には Britten USA Truck Stop の傾いた給水塔だけが残っている有名なランドマークがあります。
斜めに傾いた給水塔で有名なランドマーク
★簡単に見所をピックアップしてみましたが,まだまだ沢山あります。是非ルート66へ行き,自分のルート66を探してきて下さい。





